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- 歯科コラム
- 2026/05/22
- むし歯と食事について3
今日からできる、虫歯になりにくい食習慣
虫歯予防というと、歯みがきやフロスを思い浮かべる方が多いですが、毎日の食習慣もとても大切です。どれだけ丁寧に歯をみがいていても、食べたり飲んだりする回数が多く、お口の中が何度も酸性に傾く生活が続くと、虫歯のリスクは高くなります。だからこそ、特別なことを始める前に、まずは毎日の食べ方や飲み方を少し見直すことが予防につながります。
まず意識したいのは、食事と間食の時間をなるべく分けることです。朝・昼・夕の食事に加えて、おやつは時間を決めてとるようにすると、お口の中が休まる時間を確保しやすくなります。反対に、飴や甘い飲み物を長時間かけて口にする習慣は、歯にとって負担が大きくなります。「食べない」ことよりも、「だらだら続けない」ことを意識するだけでも、十分意味があります。
飲み物の選び方も大切です。のどが渇いたときに、ジュースやスポーツドリンク、砂糖入りのコーヒーを何度も飲む習慣があると、知らないうちに虫歯のリスクを高めてしまいます。普段の水分補給は、水やお茶を基本にするのがおすすめです。甘い飲み物を楽しむこと自体が悪いわけではありませんが、飲む回数やタイミングを意識することで、お口への負担は減らしやすくなります。
また、食べたあとに水やお茶を飲むことも、手軽に取り入れやすい工夫のひとつです。お口の中に食べかすや糖分が長く残りにくくなり、気分もすっきりします。さらに、よく噛んで食べることは唾液の分泌を助け、お口の環境を整えることにもつながります。唾液には、酸を和らげたり、歯の表面を守ったりする大切な働きがあるため、虫歯予防ではとても心強い存在です。
虫歯になりにくい食習慣は、難しいルールを増やすことではなく、毎日続けやすい工夫を積み重ねることです。甘いものを完全にやめる必要はありませんが、食べ方や飲み方を少し整えるだけで、お口の環境は変わっていきます。気になることがある方は、ご自身では気づきにくい食習慣のくせもありますので、診療の際にお気軽にご相談ください。
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