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日々
2022/12/19
2022年を振り返って〈理事長 藤浪庸介〉

2022年は私の歯科医人生にとって4つ目の区切りの年でした。

最初の区切りは、歯科医師を将来の仕事と決め歯学部へ入学した時、2つ目は入学から6年が経ち勤務歯科医師として社会人になった時、3つ目は住之江で歯科医院を開業し院長と呼ばれた時。

以来、40数年間、開業医として診療所の移転、平成19年には現診療所を新築、時々に応じてチェアーの台数やスタッフを増やしたりしてきましたが、区切りと言うほど大袈裟なこともなく過ごしてきました。

そして本年4月、長男に院長をバトンタッチし大きな4つ目の区切りを迎えました。

Q先生は院長に、私はO先生と呼ばれることになり、自分のことと気づくのに多少時間がかかりましたが、スタッフの順応性は非常に高く、今では私も診療室で院長と呼ぶ声が聞こえても振り向かなくなりました。

しかし、新院長をサポートしながら藤浪歯科を発展させようと思いつつも、ついつい院長より前に出てしまうことが多々あり反省する日々です。

来年は極力サポートに徹しようと思っています。

院長交代と同時に15を経過した診療所のフルモデルチェンジを計画しましたが、コロナ禍のため工事が思うように進まず、下記のようなマイナーチェンジで完了しました。

    外壁の塗装

② 屋上緑化の撤去および防水工事

③ 新機器(マイクロスコープ等)の導入 

④ チェアーの入れ替え

来年には技工室にCADCAMシステムを導入する予定です。


今まで診療所は

① 地域医療への貢献

② スタッフ全員によるチーム医療の構築

③ すべての患者様に安心且つ満足していただけるよう、各自技術研鑽

をコンセプトとしていましたが、新院長はさらに

④ すべての患者様に最高の治療を提供するため、Drと患者様双方の治療時間の厳守

を加え、少しずつですがスタッフや患者様にも理解していただき、新しい藤浪歯科へと生まれ変わっています。

今まで同様、どうぞ今後とも宜しくお願い致します。


最後に、私自身の1年を振り返りますと、9月に満70才の誕生日を迎え、いわゆる古希となりました。

幸いなことに大病はなく、まずまず元気に日々を送らせて頂き感謝しています。

今まで仕事人間で、月曜日から土曜日まで早朝から深夜まで働き続けました。

月末月始には日曜日も事務仕事をし、週60時間以上労働をしていたのではないかと思います。

今年は院長交代を機に、少しだけ自分のための時間を作ることに致しました。

手始めに悪筆を直すべく小・中・学生と机をならべ硬筆・毛筆の練習をしたり(この歳になっても先生に褒められるのは嬉しいものです)、月に1回ですが義兄とウイークデイにゴルフに出かけたりと人生をエンジョイしています。

又、来年4月からは、これらに加え異なる趣味の教室へ通う予定です。

しかし、自分の最も好きな歯科臨床とは、(患者様にご迷惑をかけない範囲で)これからも関わりを持っていきたいと思っています。

そして五つ目の区切りを迎える時まで、健康に留意しながら元気で楽しい人生を妻とともに過ごしたいと願っています。

〈藤浪 庸介〉

 

 

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