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歯科コラム
2021/12/20
歯の形は人それぞれ

歯科技工士の楠です。


毎日歯を磨き、鏡で自分の顔を見ても、歯の形を意識したことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。

歯は遺伝的な要素が強く反映される器官ですが、一人一人異なった色・形をしています。

そこで私たち技工士は、入れ歯や歯の被せものを作る時、その方に適したものを作るためにいろいろな情報を参考にする必要があります。

特に前歯は他の人から見える部分にあるので、ものを食べるという機能の他に審美的にも考慮しなければなりません。

参考にする情報の一つに「顔の形」があります。

丸顔の人は少し丸みを帯びた前歯。エラが張った四角い顔の人は四角い前歯。そして、顎が細くシャープな顔の人は鋭い三角形の前歯をしています。

その他に年齢や性別等といった要因も加わり歯の形は決まるので一概には言えませんが、顔の形と歯の形を似せると調和のとれた印象になります。

日常生活で歯の形まで意識する機会はほとんどないかもしれませんが、毎日の歯磨きの際、少し口の中を意識するだけでも新しい発見があるかもしれません。



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