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- 歯科コラム
- 2020/11/20
- 当院のインプラント治療について
私達の歯は、長い人生の中で乳歯から永久歯へと変化をし、やがて様々な理由で喪失していくことがあります。
その喪失した部分を補うために、従来 《ブリッジ》 と 《義歯》 と言う2種類の方法がありました。
ブリッジ
残っている歯を削らないといけないと言うデメリットがありました。
義歯
異物感・違和感が大きいというデメリットがありました。
そこで、残っている歯を削ること無く、ごく自然な状態で咬合を取り戻す方法が考えだされました。それが、「インプラント」と言う方法です。
チタン製のインプラント体と言うネジを、歯が埋まっていた骨に埋め込むと、約3ヶ月で骨と結合します。これを人工の根として《さし歯》を作ります。
この方法により、《第2の永久歯》が出来たのと同じような噛み心地、また審美性を損なわない自然な形態が再現出来るようになりました。
但し、この治療方法は保険診療適用外のため、自費での診療になります。
治療について
インプラントの治療を行なう前には、問診・口腔内検査・X線・CT撮影などを経て、患者さんの口腔内の状態と健康状態を把握し、正確な診査・診断が必要です。
その結果、稀にですがインプラント治療に不適合な場合があります。(例えば:顎の骨量が極端に少ない方、妊婦、チタン過敏症、高血圧症や糖尿病の既往のある方)
当たり前のことですが、インプラントには「神経」がありません。
神経がない為、お口の中で感染が起こっても自覚することが出来ません。ぐらぐら動いてきたり、膿が出始めてから気づくのですが、こうなってからでは手遅れです。治療後は、必ず定期的に検診を受け、第2の永久歯として大切に使っていきましょう。
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